5つの原理その5 アンチテーゼと常識破壊

目安時間 9分  

今回は、5つの原理の最後。アンチテーゼと常識破壊です。

 

常識破壊とは簡単に言えば「相手の常識とは逆のことを言う」ことで、

アンチテーゼとは「世間で言われていることの逆」を言うことになります。

常識とは逆の内容で、尚且つその内容が論理的で筋が通っていると「この人良い視点を持っているな」「頭良さそう」「着いていこう」という思考に繋がっていきやすいのです。

また、逆のことを言うと個性が出て目立ち、他の人に埋もれないという利点もあります。

 

仮にネットビジネスでこの手法を使うとして、ひとつ例を挙げたいと思います。

「ブログで稼ぐにはアクセスが大事だ」と言っているブロガーの方がたくさんいます。

大量のアクセスがあれば、その中の一定数が買ってくれるからすごく儲かる。だからアクセス集めようという理屈で、アクセス至上主義が多いのです。

だけど本当はそうではありません。

 

僕もTwitterでは散々言っていますが、アクセスは確かに重要なのですが、それよりも質です。

もし成約率が高ければ、少ないアクセスでも売れていきます。だから、大事なのはアクセスではなく質です。

……というように書くと「ブロガー界隈の常識とは真逆のことを言っているけど、確かにそうだよね!」となります。

成約率が高ければ少ないアクセスで売れる。尚且つたくさんアクセスを集めることが出来ればどんどん売れていく。

このように逆のことを言っていると、他の記事も見てみたい! となったりして、段々その人に着いていこうと思わせることが出来ます。

ついでに個性を出せて目立てるので、他の人に埋もれなくなります。

 

世間的に流行っているコンテンツも常識破壊的なものが多いのです。

例えば、一時『もしドラ』や『ビリギャルが』がものすごく流行りましたよね。これも、常識的に考えて「女子校生がそんなの読まないだろ!」「ギャルが慶応大学に行けるわけないだろ!」となるものです。

でも常識的にあり得ないようなものが人目を引いて、読んでみると確かに面白い、となるわけです。

やはり根本的に、まずは常識破壊から入っているものが多いと感じます。

 

それでは僕やまっつーさんの発信で、実際にアンチテーゼと常識破壊がどのように使われているのか見ていきましょう。

 

まっつーさんの発信の場合

そもそもコミュ障アスペルガーが月収100万という時点で常識破壊になっている気もします。世間一般的に見たらコミュ障が月収100万円というイメージもないですし、ましてやアスペルガー症候群なら尚更です。

確かに結果を出している人も居るのですが、それはごく少数です。アスペルガーの人みんなが月収100万円まで行っているかと考えると決してそうではないので、これ自体が常識破壊になっているということです。

まっつーさんのコンテンツは大体、常識破壊になっています。

 

例えば『アスペで絶望していた僕が2年で起業案件取って3日で216万円稼いで驚愕した話』もそうですし、『自信がないって素晴らしいこと! 成功できるポテンシャルがあるんだって話』も、わざとアンチテーゼを打ち出しています。

世間的には、自信が無いのはダメなこと、成功とは程遠い逆のことだと思われています。

しかし、自信が無いのは素晴らしくて、成功出来るポテンシャルがあるのだという内容の記事です。

これがまさに、常識とは逆を言っていますね。

 

僕の場合もまっつーさんと経緯が似ているので、同じようなことを言っています。

元不登校で社会にも馴染めず、人間関係も作れず自信が無かった。こんな社会は辛いだけだと思い、自宅で稼げるネットビジネスに挑戦したとき、私が成功できた理由は「自分に自信が無かったから」だった。

我流でやらず、ひたすら成功者の真似をしまくったのが一番大きな理由だった。

失敗する自信しか無かったから、成功者がどんな考え方をしているのか研究し、必死に情報集めをしていた。

これが功を奏して、成功者のやり方を再現できたのです。

 

僕たちのコンテンツ、ブログ自体も成功者に教わったことを忠実に守って作っています。

“守破離”というように、まず物事を始めるときは師匠の教えを守って、型を身に付けてから始めます。

スポーツで言えば基礎、料理で言えばレシピ。ビジネスもそれと同じです。

それで稼いだことで、こんな良い未来を手に入れました。だから自信が無かったからこそ成功できたのです! ……という内容の記事で、まさに世間とは逆のことを言っています。

 

僕の場合

『みんなと同じことをするなんて集団ゾ◯ビと同じ』という話もそうですよね。

これはあまりにもタイトルが衝撃ですが・・・

 

日本社会では同じことをするのが普通という風潮があるから、それはおかしいだろ?というアンチテーゼを出しています。

僕は今までの人生経験で、みんなと同じことをやっていると自分の希少価値を下げるだけで、独自性や個性は知らぬ間に消えてしまうということに気づいた。

だから、みんなが都会都会と上京するなら、僕は田舎のストレスフリーな環境で起業して、全国を旅しながらビジネスを施そうと考えた。

自転車で長距離の旅に出たり、季節や気分に応じて住む場所を点々と変えたり・・・

 

すると、個性が出たのか、会う人会う人に興味を持たれることが増えた。

もしみんなと同じことをしていたら、希少価値を下げているだけで、誰にも興味を持たれることはなかった。

いろいろな人に「スケールが大きい」「その若さで起業して稼げている人はあまり居ない」と興味を持たれ、タメになる話もたくさん聞くことができた。

このようなことは、もし僕がみんなと同じでないと動けないような人間に生まれていたら、経験することはなかった。

そう考えると、人とは違った生き方ができると面白いよね……という内容になっています。

 

その辺の人と逆のことをすれば、その他大勢の人間よりも飛びぬけて目立つ人間になれる。

人間として深い個性が出て、会う人に興味を持ってもらえる。人生そのものが楽しくなった。だから別に、みんなと同じことをする必要ないよね、という意見です。

日本社会の風潮の逆を突けば、こいつ頭おかしいだろ?というように興味を持たれるし、目立てるのです。

 

 

これがアンチテーゼと常識破壊になります。

あとはその内容に理屈が通っていれば頭が良いと思わせることが出来るので、ぜひ使ってみて頂けたらと思います。

 

あまり読者を批判しすぎるのはNG

ちなみに、これを使うときは客観性を持たせて書くようにしてください。

例えば「みんなと同じことするのはバカ過ぎだろ」というような書き方ばかりしていては、独りよがりの意見になってしまいます。

 

だから、「みんなと同じことをしたい気持ちは分かる。でも自分はこういうことを考えて生きてきた人間です」というように書きましょう。

最初にちょっと肯定するのです。

みんなと同じことをしていないと、日本社会で淘汰される、自分も昔そう思っていた、というように。

でもその後に、逸れた方が良い未来が待っているよ、という流れで書いています。

 

僕は元々人見知りで、大勢の中の1人になることが嫌だったので、

みんなと同じことをするのが確実に間違っているな、ということは感じていました。

出来ないことを無理にやろうとはせず、自分の出来ることだけやっていればいいのではないか?

このツイートは、僕の人生経験を通して呟いているわけですが、このように客観性を持たせた上で、アンチテーゼ・常識破壊を使って頂ければと思います。


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