今回は、コンテンツビジネスにおける
商品作成の型
『商品作成フレームワーク』
についてお伝えしていきます。
すでに商品をお持ちの方も
今一度この型に沿って作成できているのか?
確認してみてください。
【3Sの原則】
まず、商品は3Sの原則に沿って作成する必要があります。
3S主義と言われることもありますが、
標準化(Standardization)
単純化(Simplification)
専門化(Specialization)
この3つを3Sと言います。
これを聞いただけでは、
「なんのこと?」
となると思います。
ものすごく簡単に言ってしまえば、
==================
小中学生〜ご年配の方まで
誰が実践しても同じような結果になる
==================
というのが3Sの原則です。
よく、たまたまうまくいったノウハウを販売している人いるでしょ?
ああいうのは3Sの原則に則っていない証拠です。
まずは、
3Sの原則に当てはまるような商品作成を心がけましょう。
商品作成フレームワーク
商品を作る時というのは
お客様のための商品を作らないと売れません。
当たり前でねーか?
って思うかもですが
殆どができていないんです。
ここで1つマインドとして持っておいてほしいのが、
商品は
絶望的なお客様を理想の状態につれていく乗り物
ということ。
これだけじゃ分かりづらいと思いますので
例を出しましょう。
もしお客さんが
「初音ミクのボカロソフトを使えるようになりたい」
「取説読んでも全然わかんね〜」
ってなったとします。
そこで色々調べる中で、
『〇〇流!10日でマスターできる!ボカロソフト攻略マニュアル』
みたいなのがあったら
速攻で気になって買いますよね?
これは
ボカロソフトが使えない状態(絶望状態)
↓
商品
↓
ボカロソフトを使える状態(理想の状態)
という感じで
商品を手に取ることによって
お客様を絶望→理想へと持っていく
という感じですよね。
身近な例だと
肌がボロボロ(絶望)
↓
商品
↓
肌がツルツルで自信を持てる(理想)
こんな感じです。
ここでお客さんが
絶望状態から理想状態に行けるように
商品を作ってあげる必要があります。
そこでフレームワークを使います。
絶望|ーーーーーーーーーー|理想
ちょっと雑なのは許して欲しいのですが
上に書いた図をまず作りましょう。
線を横にすーっと引いて
絶望(現状)から理想(お客さんが得たい未来)
ここを一直線で結びます。
で、考えて欲しいのが
絶望から理想に行くまでに
何かしらの壁にぶち当たるわけです。
初音ミクのボカロソフトの例でいくと
・ソフトのインストールがわかんねー
・インストールした後基本操作もさっぱりわからん
・基本操作覚えたけどどうやって音楽入れるの?
・ボカロに実際に歌わせるための設定は・・・
こんなような壁が出てきます。
これを先ほどの図に当てはめてみましょうか。
絶望|ーー|ーー|ーー|ーー|ーー|理想
注目してほしいのは
いくつか縦線が引いてあること。
ここがぶち当たる壁というわけです。
じゃあですよ、
このぶち当たる壁(難所)の部分を
1つ1つめちゃくちゃ丁寧に
わかりやすく説明したらどうでしょうか?
初心者の人にとってはこれほど有難いことはないでしょう。
こういうふうにして商品というのは作っていくんです。
あなたも
今はすんなりできることでも
「最初はここんところ苦労したなあ」
って箇所あるでしょ?
そういうところっていうのは
他の人もつまずいたり苦労したりしてる可能性が高いわけです。
だから
先ほどのフレームワークで引いた縦線に部分に
躓くであろう箇所をどんどんメモしていきましょう。
そうすることで、
どんな商品を作ればいいのか
だんだんと全体像が掴めてくるはずです。
4つの学習タイプを知っておく
人間には4つの学習タイプがあります。
4つの学習タイプを意識して作り込むことによって、
読者をあなたの動かしたいように持っていくことができます。
【❶なぜタイプ】
なぜタイプの⼈は、
「なぜこの作業をする必要があるのか?」
といった理由が分からないと⾏動しない⼈のことを指します。
「なぜこれをする必要があるのか?」
「なぜこれを学ぶ必要があるのか?」
「それをやることでどのようなメリットがあるのか?」
「逆にやらなければどのようなデメリットがあるのか?」
ということを伝えることができれば、
なぜタイプの人に理解してもらうことができます。
特に、
・ユーザーが得られるメリット
・ユーザーが直⾯してしまうデメリット
を具体的に書くことができれば、 より効果的に⾏動を促すことができます。
【❷なにタイプ】
なにタイプの⼈は、
◉科学的データ
◉歴史的な根拠
◉証明できる事実
といったものがないと⾏動しない⼈のことを指します。
「その主張を証明する事実は何か?」
「論理的に根拠はあるのか?」
「全体像はどんな物なのか?」
ということを伝えたり、
実際にデータや資料を⾒せながら説明することで
なにタイプの⼈に理解してもらい、⾏動させることができます。
理論、証拠、データ、体系図、仕組みの概要など、
少し抽象的に俯瞰した視点から物事を伝えられるとより良いです。
【❸どうやってタイプ】
どうやってタイプの⼈は、
実践するための⽅法が分からないと⾏動しない⼈
のことを指します。
「まず最初に〇〇を⾏なってください」
「その次に〇〇を⾏なってください」
「最後は〇〇をして終了です」
というように
『1から10まで細かくユーザーが⾏うべき⼿順』
を説明してあげることで、
どうやってタイプの⼈に理解してもらい、⾏動させることができます。
どうやってタイプの⼈には、
ステップバイステップで 実践⽅法を伝えてあげることが重要なポイントになります。
【❹今すぐタイプ】
今すぐタイプは、
理由や背景なんてどうでもいい。
とにかくやってみたい
という⼈のことを指します。
「あなたがまずやるべき最初のステップは〇〇です」
「この作業を1⽇1回⾏なってください」
というように、
今すぐに実践できること、
具体的な課題や⽅法を伝えることで
今すぐタイプの⼈に理解してもらい、⾏動させることができます。
このように
商品を作るときには、
あなたの経験や知識を入れて
3Sの法則
4つの学習タイプ
これに沿っているかを確認することで
売れやすく、満足される商品を作ることができるのです。
かなり難しい内容に感じたかもしれませんが、
初めは分からなくて当たり前です。
でも、何度も読み直したり
商品を分析してみたりすることで
だんだんと分かってきます。
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