今回のテーマはコンテンツの書き方です。
何度も言いますが今の日本にはコンテンツを書ける人が少ないです。
少数のライターの元に多くの政治家や大企業、
ネット起業家などから依頼が舞い込んできます。
ネットに疎くて文章が書ける人が少ないため
ライターを取り合いになる状態が続いているのです。
だからコンテンツを書けるだけで人脈が広がっていきます。
良いリストが集められるかはコンテンツ力にかかっています。
お客さんもバカじゃないですし給料も少ないので
有名なだけで商品が売れる時代ではなくなりました。
つまりインターネット上でライティングは必須であり強力な武器となるのです。
今回は13のライティングテクニックをお話します。
今回の講義を読むことで、あなたの1つ1つのコンテンツがより良いものになると思います。
13のライティングテクニック
【テクニック❶】 イラスト、図、写真を使う
メルマガには画像を付けられないのですが
それ以外の SNS やブログでは画像を貼ることができます。
文字ばかりだと読むのに疲れてしまいます。
Instagram やTwitterのように画像の要素は大きいので
PDF なら3ページに1枚くらい写真を貼付してみてください。
写真を貼るとお客さんを惹きつけられます。
Google で無料の画像を探すことができます。
Canvaというサイトでも、美しい画像がたくさんあります。
また文字を画像にすることも可能。
画像・画面をキャプチャーして文字を切り抜きできる機能があるのでネットで調べてみましょう。
他にも、Phontoというアプリを使えば、強調したい文章を文字にできます。
黒背景に赤・黄色背景に黒というような、ココナラでよく見かける画像も
簡単に作れてしまいます。
【テクニック❷】 フォント・サイズを変える
タイトル、小見出し、普通の文(地の文)で多きさを変えます。
フォントであればゴシック体、明朝体、ポップ体...
色々ありますが使いすぎるとかえって見づらくなるので
多くてもフォントは3つぐらいにとどめましょう。
【テクニック❸】 デザインを意識する
デザインで高級感を持たせてみましょう。
表紙をつける、ヘッダー・フッダーをつける
これだけで見栄えが全然違います。
また文章の改行、テンポもデザインの上で大切な要素です。
といってもカラフルにするのではなく見やすさが最優先です。
私の検証ですが箇条書きも最大3つだと見やすくなって
反応率も高いというデータがあります。
デザインのクオリティで商品の満足度も変わるので
初心者モードでは多少気にする程度で OK です。
それからわからない単語は調べる癖をつけてください。
今はネットで何でも調べられるので自分で調べるクセを付けてみてください。
【テクニック❹】 ピークエンドを意識する
人間の記憶は盛り上がった部分と最後の部分しか覚えていません。
例えば映画「タイタニック」であなたはどのシーンを覚えているでしょうか?
・男女が船の先に立って女性が両手を広げて、その後ろから男性が抱きついているシーン ・最後に豪華客船が氷山にぶつかり沈没するシーン
「インデペンデンスデイ」では
・最後にプロペラ機で敵の宇宙船の中枢に突っ込んで巨大宇宙船が爆発するシーン
このように人間は最も盛り上がった部分と最後の方しか覚えていないもの。
なので、あなたがブログやメルマガ・有料商品を作る際は一番最後を意識してください。
「昔はどんなことをやっても中途半端でノウハウコレクトしていました。
気づけばカード枠いっぱい。しかし、ある師匠に出会ってから、今までどんなことも中途半端に終わっていた僕が、100万円を稼げるようになりました。苦しいこと辛いこともありましたが全てが僕の成功の糧となりました。この本を読んでくれているあなたには感謝しかありません」
このように有料商材の最後を感動的なシーンにすると満足度が上がります。
【テクニック❺】 絵が浮かぶほど五感を使って具体的に書く
多くの人の文章は平坦。
「おしそうなりんごがあります」
つまらないですね。
「青森の涼しい気候と大自然の中で育った澄んだ赤色のりんご。
口の中ですぐに溶けてしまうような柔らかさと、あまーい蜜が詰まったサクサク食感のりんご」
こちらの方がイメージが湧きますよね。
「冷えています」
というよりも、「南極の氷のように冷えています」
このように、
- 視覚 見た目
- 嗅覚 におい
- 味覚 味
- 触覚 手触り
- 聴覚 音
上記の五感を使って表現してください。
文字を見ただけでイメージできるような文章を書ければ最高です。
【テクニック❻】 数字を使う
「ライティングテクニックをお話しします」
だとどこまで続くかわかりませんし秘密もみえていません。
しかし「13の秘密」と数字を使うだけで読者の興味を惹きつけます。
本当は13は多いのですがどうしても伝えたいことが13個あったので
今回はそうしています。
研究によると人は3・7・9が好きな数字みたいです。
本を読む人はわかると思いますが
数字は本のタイトルや目次でよく使われています。
また数字が入るだけで信憑性が増します。
中途半端な数字にすることで見る人は勝手に意味を見いだしてくれるのです。 一番後ろの数字が奇数である方が成約率が高い傾向があります。
だから「7つの習慣」とか「3つの秘密」とか言うわけですね。
【テクニック❼】 相手の知っている例え話を用いる
相手にとってなじみ深い話で伝えたいことを例える。
「相手の知っていること」と「これから教えたいこと」を組み合わせます。
例えば「マーケティングの秘訣は返報性で先に与えることです」
これは事実で返報性の法則は実際にあります。
忘れていた人は調べておいてください。
ですがマーケティングをやったことがない人は理解できませんよね。
これから情報ビジネスをやるあなたに伝えたいのですが
教育者の仕事は相手が知らないことを気づかせること。
相手が知らない概念を相手の現実と結びつけて説明するのです。
前にも話しましたが相手に気づかせるのが教育。
相手に行動させることが学習。
つまり相手に気づかせてあげられない,行動させられないのは情報起業家としてお金を受け取る資格がありません。
例えば「マーケティングの秘訣は返報性で先に与えることです」と書くよりも
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今もし私があなたに突然
「1 万円を貸してください」といったら貸してくれますか?
仲良くもないのだから答えは No ですよね。
本当に信頼している人でなければ1万円は貸せません。
街を歩いていて私があなたにジュースをおごるとします。
「ジュース買ってあげるよ」と炭酸とかお茶とかおごります。
そのあと街を歩いていて自動販売機の前で私が「お金貸してくれる」といったらどうでしょうか。
あなたは貸してくれると思います。
先に与えてから
「急用があってどうしても 1 万円が必要で...。 来月には返すから 1 万円貸してくれる?」
このときあなたは 1 万円貸してくれますか。
No という人もいるでしょうが貸してくれる確率はかなり上がったことでしょう。
先の例とどう違うかというと“先に何かを与えたか”ということ。
これを返報性のルールといいます。
返報性のルールとは先に与えることで相手は何かを返さずにはいられない心境になります。
先に無料で与えておいてそれを返してもらう。
ビジネスで言えばノウハウをたくさん与えておいてあなたの商品を買ってもらう。
これがマーケティング最大の秘訣なんです。
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この方が返報性の法則をより理解できたのではないでしょうか。
“ジュースをおごったから何かを返したい心境を利用する”
という相手になじみ深い話から入ると人はついつい読んでしまいます。
そしてその後に意味を理解します。
返報性のルールを相手がわかる例え話をして、その後に言葉の意味を解説。 また具体例から話すので後に話すことの説得力を上げるのにも繋がります。
ただし、あなたが本質を理解していないと成立しません。
返報性の法則を「先に与えると相手は返したくなる心理」とわかっていれば例えられますが
わかっていないとチンプンカンプンな話をしてしまうでしょう。
例え話を必ず入れてください。 知らない人に伝えたり知っていても気づかせるのが情報ビジネスです。
まず本質を理解することに努めてください。
【テクニック❽】 ひらがな・カタカナを混ぜる
人は見て3秒で判断します。
文章で漢字ばかり使うと読みづらくなります。
見込み客の現実に入ってください。
難しい漢字を使わずにカタカナで書いたり、ふりがなをふったりすると良いです。
カタカナを入れるだけで文章が一気にわかりやすくなります。
「ツーンと刺激のあるワサビ」「ブルブル震える」「カチカチと入力するだけで」 カタカナを使うと五感の表現が上手になります。
【テクニック❾】 自分の弱みを多く見せる
あなたが過去、失敗したこと、恥ずかしかったことをオープンにしてください。
オープンにすることでお客さんがあなたに共感してくれるようになります。
「俺はアラブの石油王の息子だけど1兆稼ぐノウハウ見つけた」
と言われても「いや、お前は元々お金持ちだろうが!」と頭にくるだけでしょう。
恋愛でもそうですがカッコつけていても本当にあなたを理解してくれる女性は現れません。
弱みや素直な自分をオープンにすることで本当に好きになってくれるのです。
とにかく「昔は苦労した」とオープンな話をしてください。
【テクニック➓】 “みなさん“ではなく“あなた“と書く
セールスレターやブログ、メルマガで 1 対 1 を演出してください。 どんなに多くの人が読もうが『あなた』と書くのです。
「お客さんは自分だけに書いて欲しい」と思っています。
自分とお客さんしかそこにいません。
『あなた』と話しかけるようにコンテンツを書いてください。
【テクニック⓫】 4つの要素を必ず入れる
- ベネフィット
- 興味性
- 具体性
- 強烈な単語
以前に話したかもしれませんが復習をかねて説明します。
①ベネフィット
メリットの先のメリット。相手にとっての理想の未来
「このマットレスは、低反発でクッション素材を使用しています。」
これだといまいちよくわからず、購入までは行かないと思います。
「このマットレスは、低反発でクッション素材を使用しています。だから、寝つきが良くなり、翌朝の肩こりや腰痛・頭痛が解消され、スッキリした毎日を送れるようになります。」 これなら欲しくなりますよね。
何が違うかというと「低反発のクッション素材」はあくまでも商品の特徴。
特徴が相手にどんなメリットを与えるかを書いたのが“ベネフィット“です。
必ずベネフィットを入れてください。
だから〜・つまり〜という接続詞を使うと、ベネフィットが思いつきやすくなります。
常に相手の得となる文章を書くことを心がけましょう。
②興味性
未完成、続きが気になる状態。
「昨日赤い月を見ました」
「昨日青い月を見ました」
当然ですが青い方が気になりますよね。
「普通ではない」と思ったから青い方が気になるのです。
これを興味性やニュース性といいます。
未知の物は恐怖もありますし知りたいという欲もあります。
ポイントは完結させないこと。
相反する・あり得ない単語の組み合わせをするとやりやすいです。
例えば「時給1万円の小学生」「沖縄で雪」はあり得ないですよね。
興味を惹きたかったらあり得ない組み合わせをしてください。
③具体性
先程もお伝えしましたが、五感を使って表現してください。
数字を使ったりカタカナを使ったり具体的にイメージできるように書くこと。
人は想像するのが苦手です。
しかし成功を想像させないと商品は売れません。
お客さんは勝手に想像してくれないので私達が文章で書く必要があります。
読むだけでわかるように書くようにしましょう。
④強烈な単語
できるだけ強烈な単語を使いましょう。
強い単語を使うと読者はビクンとします、モチベーションが上がり、
感情を揺さぶられます。そして行動します。
「このままじゃダメですよ」では弱すぎます。
家族離散、ホームレス、倒産、植物人間...
毎回の記事、メルマガに強烈な単語を入れてください。
【テクニック⓬】 テクニックにネーミングをつける
コンセプトにも通じる部分がありますが
ネーミングを付けるのは意外と大事なこと。
商品はもちろん、自分で勝手に法則に名前を付けるのです。
例
ギャップの法則、洗脳アクションコンテンツ、 ブレインダンプ、マインドマップ
〇〇ソムリエ
〇〇メソッド
名前を付けるだけで価値が上がります。
また覚えやすいというメリットもあります。
1 個 1 個のテクニックに名前を付けてください。
ネーミングのコツは
覚えやすいこと
なるべく短いこと
呼びやすいこと
聞いただけでイメージができること
これを満たしていれば OK。
ちなみに母音が重なると覚えやすいそうです。
例)コカ・コーラ とにかく短くて覚えやすくて一瞬でわかるような名前を付けてみてください。
【テクニック⓭】 現実に入り込む
これができれば他のテクニックは全てできるようになります。
まだそこまで完璧主義にならなくとも良いです。
まず1つの商品を売るところから始めてみてください。
ただし現実に入り込むのが対人で最強のスキルです。
以前の講座で、
相手の現実に入る方法をお伝えしましたが、
相手の現実を理解すると、
最強のコンテンツが出来上がります。
以上が13のコンテンツライティングテクニックです。
今回お伝えした点を意識しながら、4つの学習タイプに沿って
魅力のあるコンテンツを作っていきましょう。
おまけ
ネーミングにも通ずるところがあるのでここも触れていきます。
例)野菜1日これ1本
なんかこれを飲むだけで OK な気がしますよね。
実際にはそんなことないのですが健康志向の
日本人の心をわしづかみにしたコンセプトです。
“ヘルシア“というお茶もただの苦いお茶なのですが 「脂肪を減らすお茶」というコンセプトで売れています。
ネーミングやコンセプトは本当に重要です。
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